Vol.95 2014年夏から秋へ-皆様のご参加をお待ちしております

日々変化している書籍業界の中で、丸善CHIホールデイングスの一翼を担う企業として、雄松堂は雄松堂らしく、内外のお取引先のご要望やご期待に応えていきたいと考えています。

これからの経営方針のキーポイントをいくつか挙げます。

  • アジアを中心として、国内市場から国際市場を意識した戦略の必要性を考える。
  • 活字印刷の商品の必要性を再確認しながらも、情報のデジタル化への転換を見据えていく。
  • いくら売るのかよりも何を売るのかという意識改革をする。
  • どの企業とタイアップするのかの経営判断をする。
  • ものづくりをする職人意識の自覚を持ち、貪欲な姿勢を保つ。
  • お客様へのサービスと信頼感が企業目標の第一義であり、利益は後でついてくるという理念を持つ。
  • いくつかの分野で日本一、世界有数の企業を目指すという目標を掲げる。

雄松堂のやるべきことを丁寧にこなしていきたいと思っています。

 

現在予定している夏から秋への行事

  • 10月19日-24日
    国際法曹協会 2014年度年次大会
    (International Bar Association, Annual Conference)
    於:有楽町 東京国際フォーラム

世界最大の法曹界の国際大会が初めて日本で開催されます。当社の法律情報事業部は同時開催の展示会に参加します。
 

  • 11月5日―7日
    第16回 図書館総合展(詳細)
    於:パシフィコ横浜

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図書館界の動向に大きな影響を与えると言われるようになりました図書館総合展も、今年第16回を迎えます。昨年はアメリカ図書館協会と提携が成立するなど、一段と図書館界の輪は広がりつつあります。本の流通の変化、デジタル化の加速、利用者の高齢化など、図書館のあるべき姿は多くの人々の関心事でもあります。図書館関係者だけではなく、出版界を含む本や資料にかかわる諸団体が3万人近く集うこのイベントの運営企業として、関係各位のご協力を切にお願いします。雄松堂も展示会場に大型のブースを出展の予定です。横浜でお会いしましょう!
 

  • 11月5日
    Yushodo Forum 2014
    「ペリー提督来航160周年 日米交流の原点を探る」(仮題)
    於:第16回 図書館総合展 フォーラム会場
ペリー提督の久里浜上陸

ペリー提督の久里浜上陸

今年は1864年にペリー提督が黒船を率いて来航してから160年に当たります。そして来年は終戦70年を迎えます。
日米関係をはじめとする東西交渉史関連の資料の提供は、当社の事業の重要な柱の一つです。
「異国叢書」や「新異国叢書」などの東西交渉史の書物の刊行や、資料(書物、文書、写真など)の輸入販売で、雄松堂は多くの実績を残してまいりました。
ペリー訪日の際に江戸幕府に献上した数多くの献上物の中に、アメリカ出版史上の傑作ともいわれる、J・J・オーデュボンの「アメリカの鳥類」(The Birds of America)が含まれていました。(今日ではその行方がわからず謎に包まれています。)今回、大日本印刷の協力により最高の技術をもって複製版を製作し、世界に向けて発表する予定です。
また当時の日本人の絵師が描いた黒船やアメリカ水兵、献上品の数々を収録した黒船来航絵巻物「金海奇観」復刻をいたします。こうしたプロジェクトの成果を今秋開催されるYUSHODO FORUMの主軸に据えるつもりです。
 

  • 11月6日
    第7回 ゲスナー賞授賞セレモニー
    於:第16回 図書館総合展 会場内

人社系学術研究の進展を蔭で支える「目録作り」や「書誌作り」といった編集者やライブラリアンの地道な成果を広く世に知らしめるために創設いたしましたゲスナー賞も今回で7回をむかえました。このセレモニーでは、賞の授賞と審査員による作品の講評を予定しております。
 

  • 11月13日-14日 
    雄松堂国際古書展と古書談義
    (Yushodo International Antiquarian Bookfair)
    於:本社ビル(市ヶ谷)

インターネット時代の到来は古書の業界にも大きな影響を与えています。しかし資産価値の高い西欧の古書は、実際に品物をご覧になってから購入を決定する方が多いようです。国際的なブランド力を持つ古書の雄松堂として40年にわたり続けてきました恒例の国際古書展を今年も開催いたします。会期中には著名な愛書家をお招きして、古書談義の会を企画しております。
 

  • 11月17日―23日
    WABP(ワールド・アンティーク・ブック・プラザ)
    特別展とギャラリートーク    
    於:丸善日本橋店3F WABP(ワールド・アンティーク・ブック・プラザ)

世界中の著名な22の古書店が参加するWABPは、2011年11月に丸善日本橋店にオープンしてからほぼ2年半が経ちました。最近古書業界では雄松堂が立ち上げたこのWABPのことが話題になっているそうです。従来の主要なお客様層であるコレクターや図書館が減ってくる中で、どうしたら新しい愛好家、収集家を開拓することができるのか模索しているためと思われます。WABPには徐々に新しいお客さまが来店されるようになりました。日本で洋古書の新市場を構築するのは大変なエネルギーと時間がかかりますが、外国人の訪日が増える中で日本での市場の国際化が進むと考え、これからもこの事業を支えていきます。11月17-23日は、雄松堂国際古書展で展示する商品の一部をプラザでも展示・販売致します。この機会にぜひ一度プラザを訪ねていただければ幸いです。
 

  • 12月12日 
    ABAJ創立50周年記念古書展 プレビューイベント
    於:ホテルグランドパレス(九段下)

ABAJ(日本古書籍商協会)は来年創立50周年を迎えます。ABAJは古書業界唯一の国際組織ILAB(国際古書籍商連盟)の加盟国組織の一つとして、海外の業者との関係が深い日本国内28書店が協力して活動を続けてきました。創立50周年記念として、来年3月には大型の古書展など様々なイベントを企画しています。ABAJの総力を結集して古書収集の持つ価値を皆様に知っていただくため、ABAJ発足の提唱者として私も尽力するつもりです。12月12日の記念古書展プレビューイベントでは、来年の古書展に参加する各書店が出品予定の目玉商品をプレビューの形で展示を行います。このイベントで記念古書展の関係者の関心を高め、記念古書展を盛り上げていきたいと考えています。
 
2014年6月