Vol.67 11月は“本との出会い”のとき

民主党政権に変わりましたが、ひょっとすると“本を読むこと”“人間らしい時間を持つこと”等人間らしい生き方が再評価されるかもしれません。不況下において全ての本の売上は下降を続けています。私の周りの人達も口を揃えて“不安だと”言って逃げの姿勢をとっていますが、YUSHODOはこんな時こそ個性的でONLY ONEであり続けるために力を合せて努力していくつもりです。
 
11月10日(火)~12日(木)、横浜のパシフィコ展示場で恒例の図書館総合展が開かれます。公共性の強い図書館界最大のイベントとして成長したこの催しは、私共YUSHODOグループの一翼を担う(株)カルチャー・ジャパンが運営責任をもって企画し、今年11回目を迎えます。すでにPRを開始(www.j-c-c.co.jp)しましたが、図書のデジタル化やグーグル問題、図書館運営のIT化等大きな話題を集めています。ぜひご来場くださるようお待ちしています。
 
今回、雄松堂は横浜開港150年を記念して、横浜開港史料館、東京大学史料編纂所、天理図書館等の協力を得て、専門的なシンポジウムを開催するほか、展示会場でRare Books YUSHODOとしての世界的ブランドを生かして収集を続けてきた“東西交渉史関係”の著名な洋古書等をANTIQUARIAN BOOKFAIR 2009として展示販売いたします。名品、掘出し物を用意しておりますので期待ください。
ちょうどこのメッセージが私共のホームページに掲載される頃、私はアムステルダムで開かれるILAB国際書誌学文献コンクール(今回第15回、60点世界8ヶ国から応募)審査委員会の委員長として参加しています。英、独、仏、3ヶ国の国立図書館書誌担当のプロが審査にあたり、10月9日ウィーンで開催のILAB(国際古書籍商連盟)の理事会で承認され、来年の総会において授賞式が行われます。ネット時代において書誌文献はある意味、ネット向きの刊行物になりつつありますが、立派な本として書棚に並べられている書誌学文献は、愛書家にとっても最高のものであり、図書館人や書店にとっては必要不可欠なものです。
雄松堂書店が12年前にスタートさせ、この春、過去の応募作品全てを明治大学図書館に寄贈させていただいた“ゲスナー賞”は基本的には同じ賞といっても過言ではありません。
 
11月に本を読む人、本を愛する人、本にかかわる人のためのネット広場“本のある時間 Time with Books”を正式に発表いたします。皆様に楽しく、ますます読書が好きになるメールマガジンを配信いたします。
 

“本のある時間”Time with Books のための広場会員募集のパンフレット

“本のある時間”Time with Books のための広場会員募集のパンフレット


 
2009年10月