Vol.6 AIB(国際ビブリオフィル協会)第21回(日本)大会開催について

AIB(国際ビブリオフィル協会)とは

AIBは世界中の愛書家や書物に興味をもつ人々の絆を作りながら文化財としての書物を永久に保存し、“本を愛する心”を発展させるべく1963年、パリにおいて発足し、フランス国立図書館の稀覯書部門に本部をおき、現在、世界23カ国 約500名のビブリオフィルを会員として発展を続けています。
協会は2年に一度の大会を世界各都市で開催する他、会報の発行はじめ図書館界、出版業界、古書業界等、諸機関とも密接な関係をもっています。

第21回AIB大会について

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1997年、オランダ・ライデンで開かれた第20回大会で、第21回大会を日本で開くことが決定しました。この日本での大会─AIB JAPAN’99は9月26日京都でスタートし、10月5日東京で幕を閉じる予定です。日本にはAIBの会員が13名在住しており、実行委員会を組織して大会受け入れの準備を進めております。実行委員長には英文学者、評論家そして日本有数の愛書家として著名な渡部昇一教授、そして副委員長に京都外国語大学の森田嘉一総長と慶應義塾大学の高宮利行教授が就任され、雄松堂書店が事務局となり、私も事務局長の大役をお引き受けしています。
日本の古い書物がヨーロッパ文化に与えた影響、そして戦後、日本が海外から名著を収集したこと等、日本の出版文化史を広く世界に紹介するチャンスと考え、委員はじめ訪問を予定しております各図書館、文庫等のご協力をいただき、世界中のメンバーに登録申し込みを依頼いたしました。
遠路でもあり、参加申し込みの数が少ないと予想しておりましたが、お陰様で海外10カ国以上から80名、日本国内から約20名、計100名程度の参加が予想されております。
フランス国立図書館、英国図書館、アメリカのホートン、ハンティントン、モーガン等、世界的に著名な稀覯書図書館のトップの方々をはじめ、ヨーロッパの著名なコレクター等、世界中のトップクラスのビブリオフィルが日本に集まることになります。

1999年8月