大正モダニズムの馨り、幻の映画誌、今蘇る!

復刻版 キネマ旬報

復刻版 キネマ旬報

第1期〜第6期
大正8年創刊〜大正15年 全19冊 完結

監修:岩本憲児、牧野守
協力:早稲田大学演劇博物館

A4判変形(27.5×22.5cm) 上製
1993年刊(第1〜3期は品切)

第4期〜第6期・全10冊 セット本体238,500円+税

大正後半の映画事情を正確に忠実に伝える

1919年の創刊以来、映画雑誌として最も長い刊行期間を誇る。大正後半の映画事情を正確に、忠実に伝える唯一の雑誌で、特に映画の記録と批評が良く、今日もっとも高く評価されてしかるべき本である。

 復刻版の製作で最も大切なのは良質の原本をいかにして揃えるかにあります。特に本誌は初期の数年、とりわけ関東大震災(大正12年9月)以前の部分がきわめて入手難で、全巻を揃えている機関はどこにもありませんでした。幸い本復刻版では早稲田大学演劇博物館、東京国立近代美術館フィルムセンター、川崎市市民ミュージアムをはじめ、木本忠士氏、塚田嘉信氏、山岡 檀氏、牧野 守氏の個人収集家の皆様からも門外不出の貴重な原本のご提供をいただきました。ここに改めて深く感謝申し上げる次第です。
 編集現場では、インクのかすれ等によって判読の難しい箇所は他の紙面から拾って補うなど苦難の繰り返しでした。また、原本の印刷濃淡のむらをなくすため刷り直しを繰り返し、単色印刷としては質の高い復刻版となったと自負しております。また大正13年から、本誌に初めてカラー印刷が施されていますが、これをどう処理するかで、制作費と頒布価格との葛藤に明け暮れました。本復刻版ではこれらのカラーページを巻頭グラビアにまとめて大正モダニズムの雰囲気を再現いたしました。

株式会社 雄松堂出版 編集部

第1期 第1号〜146号
(大正8年〜12年)
通巻1〜4巻/全4冊 品切
第2期 第147号〜180号
(大正13年)
通巻5〜7巻/全3冊 カラー口絵2頁 品切
第3期 第181号〜197号
(大正14年上半期) 
通巻8〜9巻/全2冊 カラー口絵4頁 品切
第4期 第198号〜214号
(大正14年下半期) 
通巻10〜12巻/全3冊 カラー口絵4頁 本体66,000円+税
第5期 第215号〜231号
(大正15年上半期) 
通巻13〜16巻/全4冊 カラー口絵4頁 本体95,500円+税
第6期 第232号〜248号
(大正15年下半期) 
通巻17〜19巻/全3冊 カラー口絵4頁 品切
関連文献 日本映画文献書誌-明治・大正期 ◎復刻版『歌劇』大正期

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