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宇宙はいかに誕生したのか?〜物理学と天文観測によって描く創世記

日 時:2019年7月17日(水)
18:30~20:30

会 場:日比谷図書文化館 大ホール

参加費:無料

講 師:佐藤 勝彦氏(日本学術振興会学術システム研究センター所長)

主 催:丸善雄松堂

(満員御礼)
私たちの住む世界には始まりがあったのだろうか? この疑問は私たち人類の歴史が始まったころからの問いかけである。今日、アインシュタインの相対性理論を始めとする物理学の進歩によって、”無の状態”から生まれた量子宇宙はインフレーションと呼ばれる急激な膨張の後、火の玉宇宙(ビッグバン)として宇宙は生まれたと考えられている。近年数多くの人工衛星の観測や巨大望遠鏡の観測によって、この宇宙創成の理論が裏付けられつつある。ここではインフレーション理論やホーキング博士の業績、最新の観測成果、また新たな重力波を用いた観測計画を紹介する。加えてこれから宇宙はどうなっていくかという未来論も話したい。宇宙の研究は直接的に人間の日々の生活に寄与するものではないが、我々の住んでいるこの世界・宇宙を理解することは、その中での自らの位置を知ることでもあり、人の心を豊かにし、長いスケールで人類の発展に寄与できる。

佐藤 勝彦氏

専門は、宇宙論・宇宙物理学。ビッグバン宇宙の創成理論であるインフレーション宇宙論を提唱。この理論によって宇宙が無数に生まれる宇宙の多元発生理論も提唱。国際天文学連合宇宙部会長、日本物理学会会長も務める。紫綬褒章、学士院賞など受賞、文化功労者として顕彰を受ける。主な著書は『眠れなくなる宇宙のはなし』他、多数。

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