エルミタージュ美術館蔵写本
フェビュス「狩りの書」ファクシミリ版 
Libro de la Caza de Gastón III.: The State Hermitage Museum, St. Petersburg. Ms. OP No. 2. (France, Late XIVth century)

価格:494,051円(税込)

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発行年月:2010

言語:French (フランス語)

媒体:書籍(ファクシミリ版)

判型/サイズ:330 x 230 mm

装丁:Leatherbound

頁数:224 p.

内容

中世後期の南欧において、狩猟は高度に洗練された貴族のスポーツであり、平和な時代の活動として宗教的なテーマとも結びついたものであった。その金髪ゆえに「Febus」の愛称で呼ばれていた14世紀南仏の大領主フォワ伯ガストン三世は騎士であると共に政治的能力にも長けていたが、学問を好む人物でもあった。本書は、そのガストン三世によって1387年から1389年の間に製作された狩猟手引書写本のファクシミリ版である。
当時のさまざまな写字室で製作された狩猟に関する有名な写本群の中でも、その美しさと稀少性から、サンクト・ペテルブルクのエルミタージュ美術館に所蔵されている本写本は、最高のものと言われている。また、寓話的、世俗的であると同時に宗教的でもある本写本は、自然史の教科書として19世紀に至るまで使われていた。中世文化の遺産・証言としても貴重であり、中世における最も優れた書物のひとつとも言われている。
本写本は、狩猟の手引書でありながらも自然への深い関心と観察に満ちており、野生動物の行動と扱い方や生物学、さまざまな犬の種類や特徴などについての解説が、美しい豊かな78点の細密画に彩られて提供されている。それら挿絵の洗練されたスタイルは14 世紀前半のフランス 風スタイルに表現力を与えており、所有者の紋章が刺繍された豪華な馬具の付いた馬、衣服の様式、狩猟者の準備と獲物の種類など、狩猟とその作法が生き生きと描かれている。挿画は金と銀で彩られており、光と色の組み合わせが本写本を至宝の美術品に高めている。

特記事項

その他書誌事項:Date: Late XIV century.
Housed: Hermitage Museum.
Origin: France. Language: French.
Miniatures: 78 miniatures of large format and all pages with border designs of floral motifs and multiple capitals in gold.
Binding: Lamb leather with embossed and engraved gold also on the edges.

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