ラム「シェイクスピア物語」全2巻 初版
Lamb, Charles [and Mary]: Tales from Shakespeare. Designed for the Use of Young Persons.

価格:1,296,000円(税込)

発行年月:1807

出版社名:Printed for Thomas Hodgkins

出版国/出版地:/London

判型/サイズ:12mo.

冊数:2

内容

First edition. ix, (3), 235, (1) ; (4), 261, (3, ads) pp. Twenty engraved plates, attributed by some to Blake. Contemporary calf, gilt double-rule border, spines decoratively tooled in gilt and black, gilt board edges. Edges stained red. Faint wear to joints and edges.
チャールズ・ラム(1775-1834)、メアリー・ラム(1764-1847)姉弟の共作になる著作です。「エリア随筆」で知られるイギリスの随筆家チャールズと姉のメアリーが、シェイクスピアの主な作品20篇を、副題にあるように「少年少女達の為に」鑑賞の手引きとして、短い物語に書き直したものです。彼らはなるべくシェイクスピアの使った言葉をわかりやすく使い、それ以後生まれた新語を避けて、原典の文学的面白さを伝えようと試みました。
作品それぞれに1枚ずつの銅版挿絵が収められ、十二折2巻本として8シリングで発売されました。出版所は、無政府主義者ウィリアム・ゴドウィンが経営していた書店でした。
初版でチャールズの名しか出ていないのは、心の病に陥っていた姉を世間の注意の元に置きたくないという弟の配慮からでした。また姉の心を痛めさせまいという意図から、悲劇6篇をチャールズ自らが書き、残りの喜劇14篇を姉が執筆しました。少年少女の為に教訓的な言葉が加えられているほか、心理的説明に優れている本書は今日まで版を重ね、チャールズ及びメアリーの共著による古典作品として読み継がれています。

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