司教座公文書館の輝く中世彩飾音楽帖
「ギゼラの昇階誦集」オスナブリュック写本 ファクシミリ版 注釈2巻CD付
Golden Gradual of Gisela de Kerzenbroeck.: Diözesanarchiv, Osnabrück. Inv.-Nr. Ma 101.

価格:1,790,208円(税込)

※2019年内周年特価あり ※お問い合せください

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限定480部

発行年月:2013

言語:Latin (ラテン語)

媒体:書籍(ファクシミリ版)

内容

オスナブリュックに伝わる中世ゴシック彩飾の光輝
ドイツ北西部ニーダーザクセン州にあるオスナブリュックに人知れず保管される並みならぬ聖歌集が、その荘厳さと共に完全ファクシミリ版として復刻されました。原典は、1300年前後に、シトー会修道女のギゼラ・デ・ケルツェンブロックが書き、彩飾して、オスナブリュックにほど近いルレのマリエンブルンにある彼女自身の修道会に進呈しました。この昇階誦集は、日々のミサで歌われる、讃美歌と詠唱歌の聖歌集です。

 

この写本の特筆すべきは、等しくその彩飾の豊かさと、イニシャルの優美さに見られます。イニシャルとメダリオンの下地に輝く金が用いられ、時に紙面の半分以上を占める、大型のイニシャルが53あり、おそらくゴシック聖歌集の中では唯一無二のものです。クリスマス節と復活祭時期の誌歌は、全ページの半分の172頁に渡ります。グレゴリオ聖歌を多く含み、これらは斉唱で、もともとローマ式カトリック教会でラテン語のアカペラで歌われていたものです。
現存する初期の彩飾写本には、アーティストや写字生の名が残されているものは少ないのですが、当社本には聖務に服する尼層の姿が多く描かれ、二度赤いインクで”Gisle”という名が確認されます。ギゼラは、東ヴェストファーレンの名門で、オスナブリュックの歴史にも重要な役割を果たしたケルツェンブロック家の出身で、修道院の最重要な聖務を担うとともに、女性先唱者であり、合唱隊と独唱者を監督し、毎日のミサに相応しい詩歌を選び、文庫と書写室を管理し、譜面編集の責任者でした。

 

マリエンブルンは、ヴェストファーレンにある25のシトー会尼僧院の中で1246年に歴史を遡る最初のもので、1802年まで存在していました。世俗化によって共同体が解体された時、オスナブリュックの補佐司教カール・クレメンス・フォン・グルーベン(1764-1827)の所有となり、今日オスナブリュックの司教座公文書館に所蔵されています。

特記事項

その他書誌事項:Small Folio (33 x 26 cm). 172 ff. with 53 large historiated initials on gold background, over 200 gold medium initials, decorated medallions, fine foliate sprays, musical notation in colors. In full leather binding with blind tooling, with corner brass pieces and clasps. With 2-volume commentary in German, CD with audio samples. Facsimile edition. Limited to 480 copies.

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